今回も簡易宿所の話です。
現在、民泊が熱い九州のとある場所で戸建の民泊をしております。
スタートして、まだ2カ月も経っていませんが・・実は撤退を決めています。
こちらは、この物件に関するAirbnbの収入の画像です。
決していい実績ではないのですが・・
でも立ち上げた月から、パラパラ収入があります。
やり方次第で、お宝物件になるはずでした。
でもやめます。決めました。
家具家電込みで権利を譲渡し、
初期投資を、ほぼ回収する形でトントンで撤退します。
既に、買い手も決まっていて、家賃保証会社の審査もパスしています。
撤退となった経緯、理由は、そのうち共有させていただきます。
民泊を考えている方、既に参入されている方、そんなあなたに役立つ情報だと思いますので、ぜひ、お話しますね。詳細に。
撤退を決めた理由を簡単に説明しますね。
あり得ない、信じられない事件が相次ぎ、この代行会社への信頼は、完全に崩壊。
とにかく、この物件との関係、この代行会社との関係を終了させたい。
ただ、それだけです。
利益のために、このまま続けることは、あまりにも精神衛生上、よろしくない。
というわけで、2カ月で撤退を決めました。
ただ・・
民泊そのものをやめるわけではなく、これからも、基本、民泊は拡大して行きたいです。
民泊は、物件の選定を間違えなければ、そして、運営管理をしっかり行えば、まだまだ、ビジネスとして可能性が大きいです。
だいぶ話が、簡易宿所からそれましたね。
簡易宿所のテーマに話を戻します。
この問題の物件の概要は、以下の通りです。
1)床面積100㎡未満で、2階建て、トイレが2つ、洗面も2つあります。
2)物件の周囲100メートル以内に学校や児童福祉施設等もありません。
3)場所も旅館業が登録できる用途地域内にあります。
4)さらに、 建物配置図、各階平面図、正面図、側面図も全て揃っています。
何が言いたいのか・・
そうなんです。
この物件は、簡易宿所の要件をほぼ満たしており、簡易宿所に向いているんです。
順番に説明します。
1)について
床面積が100㎡を超えなければ、建物の用途変更が不要になります。
今回のように、住居用に使用していた物件を、簡易宿所用に転用する場合、建物の用途変更の手続きが必要になります。
この手続きは、かなりの時間とコストがかかり、通常、申請してから許可が下りるまで1カ月をこえます。
当然、その間も家賃が発生しますので、結構な負担になります。
なので、世の中の多くの簡易宿所は、この手続きが不要な100㎡未満の規模のものが多いです。
あと、簡易宿所の要件に、十分な数の洗面台、適当な数のトイレがあることととあります。
それぞれ最低でも2つづつないと難しいと言われてます。
トイレや洗面、水回りの増設は、スペースの問題もあり、コストも結構かかり問題。
なので、この点も考慮した上で、今回この民泊物件を選定しました。
次に2)の要件ですが、ここは、
仮にそういった学校等の施設があったとしても、清純な施設環境を著しく害されなければ問題ないです。
この要件をクリアできず、ダメという話はまずなく、それほど気にする必要はないと思います。
そして、3)と4)も問題なしというわけで、将来、簡易宿所に変更することを考え、ここで民泊をはじめたわけです。
それが・・
次回へと続きます。