前回の続きです。
内見までの時間待っていると、担当の営業より電話が。
なんとその日は、Airbnbの宿泊者がいるらしく、急遽、内見が中止。
ひたすら謝る営業ですが、こちらも1時間半かけて来たわけで、納得いきませんが・・
残念ながら、この日の内見はできませんでした。
その場で、1週間後の土曜日に内見の再予約を。
その間に、他の方が先に契約するような事を絶対にないという条件で、渋々延期を承諾。
これ幸いと・・
その間に、その物件のAirbnbのリスティングを見つけ、予約状況をチェック。
これがパッとしないんですね。
オーナーさんが、転貸を決め込んでいるためか、リスティングも、あまり気合が入っていない感じ。
駅から歩いて10分超と遠く、Airbnbの予約状況もよくなく、さらに浅草、東京スカイツリーにも電車で15分程度と中途半端で・・
だんだん、この物件に対する関心度合が、明らかに低下してきています。
そして1週間後、内見です。
天気は晴れ、どうせ行くならと、有名な天ぷら屋を予約。
ボリュームといい、価格といい最高!
人気の理由がよくわかります。
昼食を堪能した後・・いよいよ。
現地に行くと、ほぼ同時に担当の営業の方も来て、内見スタートです。
この物件、1957年1月建てられた、築60年とあって、さすがにかなり古いです。
この物件、なんとAirbnbで民泊として今でも貸している現役物件。
・・驚きです。
物件について、簡単に説明しますね。
面積は49.67㎡で、1LDK。
2階建で、1階にトイレが2つ、
洗面が3つ、シャワー1つあります。
よくよく話を聞くと、これでも2016年にリフォーム済とか、ただ
現在、ほんの少しではありますが、雨漏りもあるとか。
想像するに、この物件のオーナーさんは、日曜大工が得意で、ご自分でここまでリフォームしたんでしょうね。
簡易宿所の許可を取るまで、保険所と何度もやり取りしながら、作り上げたんでしょうね。
トイレが2つあって、洗面台も、なぜか3つあって、不思議な間取りです。
以下の画像の通り、簡易宿所に必要な消防関係の設備もあります。
内見の後、営業の方と話をしたのですが・・
営業の方も、やはり私と同じ意見で、このままの状態で貸し出すのは限界。
稼働率を上げるのは、難しいと。
業者をいれてリフォームすれば、見違えるほど、古民家のいい感じに仕上がり、稼働率を上げることはできるが、結構コストがかかる。
もしくは、リスティングを工夫、写真の見栄えをよくすれば、予約は入るかもしれないが、いいレビューがつくとは思えないので、長期の経営は難しい。
さらに東京スカイツリーや浅草まで、電車で15分は、あまり売りにならない。
その営業が自信を持って言ってました。
なんでも、その近辺には、無数の民泊物件があって、そこには勝てない。
それから駅から遠い・・
というわけで、この物件はやめておくことに決めました。
しかし・・
あれから、5か月程経ちますが、
この簡易宿所物件を、最近、Airbnbで予約状況を確認。
なんと12月まで、予約で一杯。
わからないものです。
家の中に、ごみを保管しておける部屋もあります・・
かなり変わっていますね。
この物件・・