それでは・・
前回の記事の続きです。
リフォーム各社の見積もりが全て出揃った後の進め方についてお話します。
目次
なぜ、私が、一番見積もり金額の安いリフォーム会社に決めたのか?
まず、リフォームの比較サイトのホームプロを使い、今回は、5社の見積もりを集め、なぜ、私が、一番見積もり金額の安いリフォーム会社に決めたのか?
それは・・・・各社の見積もりを徹底的に分析、比較し、その結果に基づき決めました。
自分には、そんなリフォームの見積もりを読むスキルはない・・無理と思われた方もいるのでは?
ご安心ください。
リフォーム工事の内容、ポイントがなんとなく、わかるようになっているはず。
おそらく、3~5社の見積もりを取得するだけで、あなたは、リフォーム工事の内容、ポイントがなんとなく、わかるようになっているはず。
なぜなら、リフォーム会社の担当と最低でも、リフォーム見積もりを依頼するための3~5回の打ち合わせ、さらに、見積もりの説明を受ける3~5回の打ち合わせ、合計6~10回もの回数、リフォームのプロと話をしているわけですから、そこを通じて、なんとなく、見積もりのポイントとなることろが、わかったはずです。
わからないことは、わかるまで、何でも質問し、疑問点を残さないようにすることで、さらにリフォームのことがわかるようになるはず。
ここで重要なことを1点だけ。
リフォームの相見積もりを依頼する場合には、当然のことですが、各社に対し、同一の条件で、どんなリフォームを依頼したいのかを、できる限り具体的に説明しましょう。
ここが曖昧で、各社に対しまちまちだと、各社からでてきた見積もりを比較することができないので、ご注意ください。
この状況から、どう進めていけばいいのか?
で・・各社の見積もりがそろい、この状況から、どう進めていけばいいのか?
見積もりの内容を読むことができ、ある程度解明できれば、どう進めていけばいいのかは難しくないです。
少々、面倒な作業ですが、エクセルシートで、全てを比較します。
まず、例えば、共通仮設工事、直接仮設工事、下地補修工事、シーリング工事、防水工事、塗装工事・・リフォームの工事毎の大枠で金額を比較します。
次に、各工事毎に、名称、規格、仕様、単位、数量、単価、金額を細分化し、データを入力し、その結果を比較します。
その過程で、わからない言葉があった場合には、ネットで検索し調べ、それでも不明な点は、リフォーム会社の担当者に質問します。
この作業・・本当に勉強になります。
この結果、抜けている項目、余計な項目が何かを確認でき、おおよその金額の相場が見えてきます。
エクセルシートを見比べると、そこからいろいろなことがわかります。
本当に不思議なくらい・・よ~くわかります。
例えば・・わかりやすいものだと、仮設トイレが設置されるか否か、ちなみに、今回依頼したリフォーム業者は、仮設トイレの設置はありませんでした。
そこも担当者に質問したところ、物件のすぐ近くにコンビニがあるので、そこを利用すれば問題ないとの回答でした。
面倒な作業ではありますが、ぜひ、見積もりシートをエクセル化してみてください。
ここで、見積もりについて簡単に説明しておきます。
見積もり金額(総工費)は、工事価格と消費税にわけられ、工事価格は、工事費と諸経費にわけられます。
工事費の方は、設備・部材費は、単価✖数量で明確、工賃も単価(日当)✖数量(人工)でこちらも明確。ただし、見積もり上、工賃という記載はなく、設備・部材費に含まれているケースもあるようです。
わかりずらい諸経費はどうみるか?
わかりずらいし、各社、バラバラなのが・・諸経費です。
ざっくり、工事費の10~15%のケースが多いのですが、内容が不明。
諸経費は、「現場管理費及び諸経費」「廃材処分費及び諸経費」と、何らかの費用と組み合わせて記載されることもあり、各社バラバラ。
金額も異なるし、記載方法も異なるとなると、諸経費をどう分析すればいいのか??
ここも一つ一つ、エクセルシートに入力しながら、このわかりずらい「諸経費」について、リフォーム会社の担当に質問をしてみてください。
適正な価格でリフォーム工事を提供しようと考えている、信頼できる業者であれば、諸経費についても、しっかり説明してくれます。
質問の回答が曖昧で、わかりずらく、全く納得できないような業者は、気を付けた方がいいかもしれませんね。
この諸経費について説明を求めてみるのは、業者選定の参考になります。
ぜひ、試してみてください。
「一式工事」としか記載ない見積もりとは?
ところで・・・
リフォームの見積もりですが・・中には、「一式工事」としか記載ない見積もりもあります。
通常は、ひとつひとつの材料まで記載し、内訳が明確ですが、一式工事とだけ記載ある見積もりでは、何が一式なのか・・全く内訳は不明です。
何が含まれていて、何が除外されているのかが不明なので、こういった場合には、あとで、追加費用を請求されないよう、追加は一切無いことを、確認するようにしましょう。
私は、あまりにも「一式工事」と記載多い、ざっくりした見積もりをだしリフォーム業者は、あまり好きでないですし、信頼できないですね。
結構、長くなりましたので、今回も、このへんで終えますね。
次回の記事で、なぜ、一番安い業者に決めたのか・・その決定的な理由をお話します。
それでは、ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございます。