収益不動産の満室経営のための3つの施策について、考えてみました。
収益不動産の本を読みました
以前から気になっていた、収益不動産に関する書籍を読みました。
物件選びから、管理運営まで、一通り、収益不動産について、学べる書籍です。
その中の一つのテーマに、満室経営の3つのポイントがありました。
まあ・・私としては、かなり気になるポイントではあるので、まず、そこから読みます。
私の考える満室のための施策
あなたは、収益不動産を満室にするために、どんな3つの施策があると思いますか?
私としては、建物のリニューアル、リフォーム(本格的なリフォームではなく、プチリフォームも含む)、近隣周辺の物件にはない要素を取り入れた差別化、これが一つめの施策。
ちなみに、プチリフォームは、コストをかけなくても、工夫とアイディア次第で、いろいろ可能です。
ここだけで、いくらでも、書くことができるくらい、いろいろありますね。
後で、別の記事で、詳細を書きたいと思います。
そして、2つ目の施策が、これは、あまりやりたくないのですが、家賃の値引きです。
一番、安易な施策であり、よく、不動産管理会社も、ススメてきますが、収益不動産の家賃収入そのものに、直接、インパクトがあり、一度、家賃を下げると、その後で、上げるのが、極めて、難しいので、あまり使わない方がいいです。
値引きは・・
月々の家賃を値引くケースもあれば、礼金や敷金をとらない、つまり無料にして、初期費用を減額するケースもあります。
さらには、1,2か月とか、ある一定期間、家賃を無料にするフリーレントの期間を設けるケースもありと思います。
いずれにしても、値引きです。
建物の価値をあげるか、値引くか、このどちらかの施策。
そして、3つ目が入居者募集の強化です。
1つ目や2つ目の施策を行ったとしても、誰にも、そのことを伝えられなければ、何の効果も期待できません。
できるだけ多くの方に対し、アピールする必要があります。
つまり、入居者募集を徹底し、物件の良さを、皆さんに知ってもらい、内見を増やす。
そもそも、いくら収益不動産を魅力的なものにしても、そのことを、多くの方に、知ってもらわないと、何の意味もありません。
この入居者募集の徹底的な強化は、
①の物件の価値そのものをアップさせる、
②値引きと同じくらい、重要な満室経営のための施策だと考えております。
読んだ書籍での、3つのポイント
しかし・・
今回読んだ書籍には、この3つ目の、入居者募集の強化については、何ら触れられておりませんでした。
入居者の募集は、当然のことであり、不動産管理会社が、当然、やるべきものであると、それで、終わりなんですね。
そこを、どう強化すべきなのかについては、何も、触れられていません。
収益不動産の投資目的が、家賃収入(インカムゲイン)なわけで、オーナーである大家さんは、不動産管理会社と一緒に、満室にするための努力を怠ってはいけないと、言っておきながら、それ以上のことは何も、記載ありません。
大家さんと、不動産管理会社とが、どう、一緒に協力すればいいのかは、全く書かれていませんでした。
ちなみに、今回、読んだ収益不動産の書籍では、満室経営のために、
(1)値引き
(2)設備投資
(3)建物の付加価値を上げる
でした。
私が重要と考える、入居者募集の強化については、何も言及がありませんでした。
大家さん自ら、入居者募集するというのは、やはり一般的ではないようですね。。