今回も、空室対策におけるリフォームの話です。

最新設備の導入等といったハード面でのリフォームではなく、ソフト面を重視したリフォームの話です。

 

 

空室対策に必要は設備に関するリフォームとは?

 

前回の記事で、空室対策で取り組むべきリフォームとして、導入すべき設備、室内洗濯機置場の新設の話をしました。

→ 関連記事「空室対策!室内洗濯機置場がないことを悩む必要はありません!

→ リフォーム詳細がわかる記事「室内に洗濯機置場がない場合のリフォームとは?

確かに、室内洗濯機置場がないことが、あまりにもハンディになるので、この洗濯機置場の新設のリフォームは、空室対策として必須と思います。

こういった設備の導入といったリフォームは、それなりに費用がかかり、特に水回りの、キッチン、トイレ、洗面所、浴室・・といった設備の交換のリフォームは、高いです。

素材やグレードに凝ると、果てしなく費用は、高くなります。

 

空室対策としては、ハード面のリフォームだけでは限界?

 

賃貸アパート、マンションを経営するオーナーさん、大家さんは、あくまでも賃貸経営で利益を最大化するために、リフォームを行います。

そのリフォームを、多くのオーナーさん、大家さんは、設備面のリフォームを重視しがちです。

いかにして費用を安く抑え、新しい設備を導入するのか・・皆さん、頭を悩ませます。

もちろん、設備面のリフォームも、賃貸経営には必要ですが、ただ、そこに比重をかけ過ぎるのは問題です。

設備面のリフォームは、設備を新しくすることで、付加価値を与え、入居を促すわけですが、そもそも、最新の設備を導入したとしても、いずれは、その設備も古くなり、価値は失われます。

設備のリフォームには、限界があるわけです。

それに、費用も高額で、コストもかかりますので、設備面のリフォームに比重を置きすぎるのは、あまり得策ではありません。

 

空室対策で取り組むべきソフト面でインパクトあるリフォームとは?

 

そこで、ぜひ、おススメしたいのが・・カラー、色彩に関するリフォームです。

このカラー、色彩に関するものは、費用、コストが安くすみます。

色をかえるために、塗ったり、はったりするだけなので、安いわけです。

安く行えるのに、その効果は抜群で、入居見込客に、強烈なインパクトを与えることができます。

あなたの賃貸物件に入居するであろう、理想のペルソナ像にマッチしたカラー、色彩を、物件に取り入れます。

ペルソナに人気の高いカラー、色彩、トレンドの色を物件に取り入れることは、空室対策に大きな効果があります。

こういった、カラー、色彩を導入した物件は、内見した方に、その賃貸物件での暮らし、生活が、何だか落ち着く、なごむ、い心地がいい・・と、強烈な付加価値を与えることができます。

その結果、「ぜひ、この物件に入居し、暮らしてみたい。」と思ってもらえるわけです。

コストのかかる設備面の価値ではなく、こういった費用のかからない、安いソフトの面での価値を高めることが、これからの賃貸経営にとり極めて重要です。

 

では、具体的にカラー、色彩を取り入れるリフォームとは?

 

賃貸物件にできる、カラー、色彩に関するリフォームですが、代表的な例は、壁紙をかえることです。

ただ、壁紙を全体的に新しいもにかえる、これまでと同じ、平凡なカラー、色彩の壁紙にかえるのではありません。

強烈な好印象を与えることができるカラー、色彩の壁紙に、それも、一部の壁だけかえます。

よく言われる、アクセントクロスです。

その部屋の雰囲気を、全く違うものに変えることができます。

ただ・・感覚的に、カラー、色彩を選んでも、うまくいきません。

色選びには、注意すべきポイントがあります。

具体的に、どのようにカラー、色彩を選び、リフォームを行えばいいのか、こちらの記事「壁紙(クロス)のリフォーム、特にアクセントクロスに注目!」にまとめました。

詳細に、注意点も含め、記事にまとめてみましたので、ぜひ、お読みいただければと思います。

→ 関連記事「壁紙(クロス)のリフォーム、特にアクセントクロスに注目!

 

オーナー、大家さんが忘れてはいけないこととは?

 

あなたに質問します。

賃貸物件を経営するオーナー、大家さんは、入居者に対し何を提供していると思いますか?

「部屋」という「空間」を提供しているわけではありません。

あくまでも部屋、その空間での「暮らし・ライフスタイル」を提供しています。

ぜひ、この暮らし、ライフスタイルを、より充実させるために、何ができるのか、オーナー、大家さんは、よ~く考えるべきです。

きっと、設備等のハードの面だけでなく、それ以上にソフト面での充実が、重要なことが、おわかりいただけると思います。

そこを視点に考えると、いろいろなアイディアがでてくると思います。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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