大家さんの多くは、不動産管理会社に対し、不平、不満がいっぱい。

「管理費を払っているのに対応が悪い。」

「たまには、物件の状況を見て、報告して 欲しい・・」

「全くもって、管理費に見合う仕事を していない」

「空室がでた場合、家賃を下げることしか 助言してくれない。もっと何かないのか?」

「なかなか、入居者のクレームに対応 してくれない。」

「最近、何の連絡もくれない・・」などなど。

なぜ、大家さんと不動産管理会社の見解が悪化するのか・・その原因を解明してみました。

その根本的な原因がわかれば、どうしたら、不動産管理会社との良好な関係を維持することができるのかが、わかります。

 

 

大家さんと不動産管理会社の関係が、悪化する根本原因(その1)とは?

 

まず・・ 1つ目の理由です。

 

多くの大家さんは、驚くくらい自覚がないです。

 

自分が、物件オーナーであると同時に 立派な経営者であるという自覚が。

 

大家さんも立派な経営者であり、ビジネスを 行っているわけで、経営者である以上、自分自身で、経営につき 判断できる判断力が必要です。

そして、目的を達成するためには、実行力や 行動力も必要です。

 

さらには、さまざまな経営上のリスクを回避 するために、知識も必要になります。

 

大家さんの場合には、不動産の売買だけで なく、入居者募集を含む賃貸経営に関する 知識も必要です。

 

私自身も、大家さんなので、すご~く実感。
経営者である、大家さんは、 本当に、大変なんです。

 

当然、経営者である以上、商品である賃貸物件をお客様に 選んでもらうために、競合との戦いに、いかにして勝つかを、考え、実行していく経営努力も必要になります。

 

このように、経営者である大家さんは 自ら考え行動することが、本来、求められて いるわけですが・・ そもそも、経営者であるという認識が 全くない大家さんが多すぎます。

 

賃貸ビジネスで最も重要な作業、 入居者募集を、全くの他人で、結果につき 何の責任も義務もない不動産会社に 丸投げをしており、そのことに何の疑問も 持たない大家さん。

 

空室が長期間続いても、不動産会社の担当 が、ダメだから・・・と、他人のせいにする だけで、大家さん自ら、反省するわけでもな く、経営方針を見直すこともなく、 ただ・・イライラするだけ。

 

これでは、不動産会社との関係が、 良くなるわけがありません。

 

大家さんと不動産管理会社の関係が、悪化する根本原因(その2)とは?

 

2つ目の理由です。

これは・・ある意味、仕方がないというか、 当然のことなんです。

 

なぜなら・・ 所詮、不動産管理会社から見れば、私の賃貸物件は、彼らの扱っている数多くの 物件の一つであり、他人の物であり、その物件に対しては、特別の感情も、思い入れも、何もないわけです。

 

不動産屋さんとしては、どの物件に入居者が 決まったとしても、対価はもらえますし、彼らのビジネスは、成立するわけです。

 

要するに、悪い言い方ではありますが、「ひとごと」なんですね。

 

一方、大家さん、オーナーは、自分が所有している物件への思い入れは、当然、ありますよね。

 

高額な金額を払い、苦労して入手した物件で すから、当然です。

 

しかし、残念ながら、この物件に対する 思い入れは、当の本人でなければ、絶対に わかりません。

 

多くの大家さんは、私もそうですが、 同レベルの、物件に対する思いを、 ついつい不動産管理会社に、求めてしまいます。

 

しかし・・ 不動産管理会社は、大家さんの過大な期待に 絶対に、応えることはできません。

 

こんなことから、大家さんの不動産会社への 不平、不満、不信感・・が生じ、 空室が続くと、日々、強くなるわけです。

 

不動産会社に・・ 自分と同じレベル、完璧を 期待してはいけないし、期待するだけ無駄、精神的にストレスがたまるだけで、何の意味もなく、本当に損です。

 

何度も言いますが、所詮、不動産会社に とって、あなたの物件は、多くの中の一つ であって、特別な思いは全くありません。

 

以上が2つ目の原因です。

 

では、どうしたら、大家さんと不動産管理会社との関係を、良好に保つことができるのかを、次にお話します。

 

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