4月1日以降、民泊が解禁されたと勘違いをされている方が本当に多いです。
確かに、旅館業法において一部が規制緩和されたのは事実ですが・・
残念ながら、以前と比べ何も状況は変わっていません。
厳しい状況下で民泊への参入者が激増している理由とは?
他人の物件を借りて転貸する民泊は、
集客はAirbnbが全て行ってくれますし、
物件の運用も、一定の手数料を支払ば、代行会社が全て行ってくれます。
民泊は、ネットビジネスと異なり再現性が極めて高く、
さらに、自ら動く必要がなく、忙しいサラリーマンには最適のビジネスです。
他に本業をもっているサラリーマンには、最適な副業なわけです。
こういった理由から、
以前ネットビジネスをやられていた方も、この民泊ブームに便乗して、
多くの方が、続々と参入されているようです。
民泊参入者は日々増えており、その証拠に、
Airbnbに登録されている民泊物件数も、
こちらのAirbDatabankを見てみてください。
いかに登録物件数が多いのかが、よくわかります。
ちなみに、こちらのデータでは、稼働率もわかります。
民泊は本当に違法なのか?
最近、民泊、Airbnbについて、メルマガで情報発信されている方が多いです。
参考にはなるのですが・・
中には、間違った情報を発信し、混乱を生じさせている方がいますので、ご注意を。
私も、購読しているあるメルマガで、それも
この業界では、それなにり有名なかたにもかかわらず・・
民泊をAirbnbで合法的に行う
合法的な民泊??私も興味があり、よ〜く読むと、
なんと、単に
民泊を行うというもの。
確かにオーナーの許可を得ることは重要であり、
無許可の場合に比べるとトラブルになるケースも格段に減ります
しかし・・断言します。
いくらオーナーの許可を得て民泊を行ったとしても、これ完全に違法です。
こういった誤解を招くような情報発信は、よくないですね。
最近、大阪でも、外国人観光客向けにマンション等で
無許可の「民泊」を営んだとして、
大阪府警に摘発され大きく記事になっていました。
前月の4月26日に、いずれも大阪市生野区の事例ですが、2件ありました。
韓国籍の飲食業の女性(71)、中国籍のレンタルビデオ店経営の夫(37)と
韓国籍の妻(55)が、旅館業法違反(無許可営業)の疑いで書類送検さらたと。
その他にも、昨年12月の京都の事件や
一昨年の5月の東京都足立区での摘発もありましたよね。
民泊をやられている方は、こう言った摘発事件をご存知なのでしょうか?
そもそも、4月26日というのは、
民泊の解禁と言われている4月1日を過ぎた後であることを。
民泊の解禁など・・全くなく、以前と何も変わっていないのが実情です。
その点をさらに詳しくお話します。
今後、違法民泊の摘発は増えるのか?
警察当局による摘発は増えると思われます
2020年の東京オリンピック開催に向け、外国人観光客は、さらに増え、
宿泊不足は、今以上にひどくなると思いますが、どう考えても、
このままの中途半端な状況が続くとは思えません。
どうして違法な民泊に、こうも軽く参入できるのか、本当に不思議です。
自分は捕まるわけはない、関係ないことと、
思われているのですが、本当に危険ですね。
今後、民泊は、さらに規制緩和されるはずであり、
それと同時に、様々なグレーな点が整理されると思います。
そのタイミングで、違法民泊の取り締まりは、間違いなく強化されるはず。
違法な民泊については、摘発が厳しくなる思います。
おそらく、家主が不在型の民泊、単なる投資ビジネスとしての民泊は、
今のまま放置というわけには、いかないと思います。
規制が、厳しくなることは必至と思われます。
ではどうしたら、リスクなく民泊に参入することができるのか?
次回の記事で、詳細にお話します。
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