民泊、Airbnbが話題になっており、
今年は、民泊元年とも言われています。
今、参入すれば、誰でも簡単に稼ぐことができると
安易に言う方も結構います。
多くは、Airbnbのコンサルタント、代行業者、
Airbnb可能物件の不動産仲介業者であったりします。
要するに、Airbnbへの参入者が増えると、
当然、彼らの利益にもなる方々です。
しかし、実際は・・・
稼働率が80%以上で、要するに民泊で成功されている方は、
全体の20%ほどなんです。
その証拠に、以下のデータをご覧ください。
千代田区 46%
中央区 39%
港区 44%
新宿区 46%
大田区 41%
世田谷区 42%
渋谷区 48%
豊島区 47%
こちらは、2016年1月のAirbnbで民泊されている物件の稼働率です。
1月、2月はいわゆる民泊ビジネスにおける閑散期だそうですが・・・
仮に民泊参入者の全員が、稼働率が80%以上の成功者となると、
この数値では低過ぎます。
実際に、Airbnbの登録物件を検索し、
空室状況のわかるカレンダーを見てみてください。
多くの物件は、それほど予約がはいっていないと思います。
駅近で、観光地にも近い、条件面ではいい物件なのに・・
なぜか、予約が入らない物件。
多くのケースは、明らかな失敗原因があります。
その代表的な失敗原因は・・
旅をする側、宿泊する側の立場に立って見れば、
わかるような初歩的なミスです。
あなたが、外国を旅をしていて、Airbnbで宿泊先を探すとします。
そんな時、何を見て決めますか?
・・・・・よ~く考えてみてください。
簡単です。
そうです。
物件の詳細画像です。
そこに泊まった場合、快適に過ごせるとイメージ
できるような写真が多くあれば、安心して予約しますよね。
なのに、ただの空き部屋に、隅に布団が置いてあるだけの写真。
何の家具もなく、ガランと空いたただの部屋の写真。
写真からは、全くもって工夫、
こだわり・・コンセプトが全く感じられない寂しい物件。
こんな物件には、誰も予約しません。
こういった物件は、どんなに条件がいい物件でも、まず失敗ですね。
予約が全く入らない、当然、レビューもつかない。
仮に泊まった方がいたとしても、悪いレビューがつき、
それを見た方は、絶対に予約をいれませんよね。
こんな感じで、この物件には予約ははいりません。
物件の紹介写真は、極めて重要なので
、とにかく、こだわり抜いてください。
まずは、部屋のコンセプトを決め、100円ショップや、
安売り家具屋をフルに活用し快適空間をつくります。
工夫することで、お金をかけなくても、
いくらでもお洒落で、いい空間をつくることができます。
そして、写真です。
できれば、写真は、プロに任せるのがオススメです。
同じ部屋でも、写真では、完全に別物です。
Airbnbには、大都市圏限定ですが、
プロカメラマンに撮影をお願いできる無料サービスがあります。
とりあえず、申し込みをされるといいです。
Airbnbに申し込むと、数日で返事があり、当日、
外国人(おそらく)の写真家が1時間ほど撮影をして、
その後、何の連絡もなく、突然、写真がアップされるそうです。
ただ、最近はairbnbへの参入ラッシュで、
撮影まで1か月以上待たされることもあるとか。
いくら、ゲストに選ばれる物件を探し、
ゲストに選ばれる魅力的な部屋に作り込んでも・・
その部屋のゲストへの見せ方を誤ると失敗します。
何度も言いますが、物件紹介の写真は、本当に重要です。
以上、写真についてお話しました。
Airbnbの民泊を成功させるコツは、他にも多数あります。
その辺も、徐々に説明していこうと思いますが・・・・
まずは、Airbnbの登録物件を、かたっぱしから見てみてください。
今回、あなたにお話したことが、よくわかると思いますし、
きっと、成功のヒント、何か感じると思います。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。