民泊の対象は、ほぼインバウンド、日本を訪れる外国人観光客です。
当然、物件は、そういった外国人観光客が行く場所、
好んで訪れる場所に、あることが望ましいです。
わかりますよね。
外国人観光客の動向をよくチェックし、物件を選定しなければなりません。
こちらは、トリップアドバイザーの
「外国人に人気の観光スポットランキング」2015年度版 TOP30 です。
こういった情報も参考になると思います。
ちなみに東京では、12位に新宿御苑、21位に浅草文化観光センター、
25位に明示神宮、26位に渋谷センター街、29位に両国国技館、
30位に六本木ヒルズの展望台となっております。
こういった観光地に近い物件であれば、
部屋の稼働率をアップさせることができます。
ただし、いくら人気観光地に近くても、
以下のような物件では、うまくいきません。
これからお話しする物件は、
民泊、Airbnbには不適な物件ですので、ご注意ください。
◼︎最寄り駅から遠い物件
物件はどんなに遠くても、最寄り駅から徒歩15分が限界です。
徒歩5分以内がベストですが、
なかなか、そんな好条件の物件はありません。
私は、最寄駅から徒歩7分以内であれば、
良しとして物件選定をしています。
10分になるとちょっと歩かせてる感があり、
大きな荷物を持っては、厳しいですよね。
それから、物件への道は全て舗装されていることも重要です。
デコボコ道では、大きなキャリーバッグの移動は無理なので。
そいう意味では、急な坂道とか、階段も避けたいところです。
【ただし・・「傾向として外国人旅行者は、
それほど駅からの距離を気にしない」という説もいます。
はっきり言えないようです。すみません。】
◼︎交通手段がバスの物件
さらにもう1つ、最寄り駅について重要なポイントがあります。
駅は、JR、私鉄、地下鉄等の鉄道の駅であれば、
なんでもいいのですが、バス停だけは絶対に避けてください。
これかなり重要なポイントです。
鉄道は、英語の案内板があり外国人に優しいので、
日本語のわからない外国人の方でも問題なく利用できます。
それに比べバスは、ほとんど英語表記はなく、
外国人に不親切です。
そもそも日本人でも、全く知らない地域のバスに乗る場合、
いったいどのバスに乗ればいいのか迷いますよね。
多くのバスが発着するバスターミナルなんかだと、
いったい何番のバスに乗ればいいのか、本当に不安になります。
おそらく外国人の方には、目的のバスに乗るというのは、
かなりハードルが高く、難しいでしょう。
交通手段がバスの物件は、絶対に避けるようお願いします。
トラブルの原因になるし、物件の評価が悪くなりますし、
否定的なコメントがつくリスクが高いです。
以上、最寄り駅から近いこと、交通手段がバスでないこと、
物件への道に未舗装道路、急坂、階段がないことをお話しました。
この他にも民泊に適した物件の条件は、
多数ありますので、今後ご紹介していきます。