酒饅頭を購入するために出かけ、その途中で、とんでもないトラブルに巻き込まれました。

 




当て逃げ事件発生から相手を捕まえるまで

 

それは、まんじゅう屋の目の前で、突然、起きました。

 

道幅が狭く、車のすれ違いが、結構、厳しかったのですが、前方から1台の乗用車が。

 

お互い、ギリギリでゆっくりゆっくり進んでいたのですが、相手の車のドライバーの60代くらいの女性と目が合い、お互い軽い挨拶。

 

かなり際どい感じであったため、私はほぼ車を停止。

 

にもかかわらず、相手の車は普通に進む、その数秒後、ボディから、ガリガリと。

 

慌てて車の外に出て、ボディを確認すると、大きな擦り傷と、若干の凹みもあり、ビックリ。

 

鈍い音ではあるが、結構な衝撃と音がしたはず。

 

たまたま外にいたまんじゅう屋の関係者も驚いている感じ。

 

ここで、車と車が接触したのであれば、普通、その場でお互い車を停止させるはず。

 

にもかかわらず、相手の車は何もなかったかのように走り去りました。

 

私は、手を振って静止させようとしたのですが、あっという間に、車は行ってしまいました。

 

これって当て逃げ!!

 

とっさに相手のナンバープレートを確認しようと思ったのですが、番号の確認がやっとでした。それ以上はわかりません。

 

このままでは、泣き寝入りか?

 

とっさに車をUターンさせ追いかけることに。

 

当て逃げは、絶対に許さない!!

 

Uターンする時に、かなり慌てていたのか、危うく電柱に擦る寸前。

 

本当にぶつけなくてよかったです。

 

追いかけて行きますが、途中二股となり、一か八か右折し、追いかけます。

 

すると、先程の車が信号待ちで止まってました。

 

また逃げられては困るので、まずは、後ろからナンバープレートを写真に。

 

その上で、相手の車に歩み寄り、車を降りるよう指示するが、なかなか窓も開けないし、降りてこない。

 

今思うと、怒りで興奮している私が怖かったのかもしれませんね。

 

ようやく降りてきて、車のボディの傷を確認。

 

警察110番に通報

 

私の方から「これは、完全に当て逃げであり、事故証明も必要だと思うので、これから警察を呼ぶ」と。

 

相手の方は、ただひたすら謝るのみ。

 

ボーッとしていて、車の接触に気づかなかったと。

 

あれほどの音と衝撃に気づかないわけがない。

 

ズーッと、申し訳ない、申し訳ないと謝っていますが・・

 

冷静に考えるに、気づかないわけがない。

 

当て逃げしたかも程度の自覚は、絶対にあったように思います。

 

そのうち、警察官2名が、到着。

 

まず、「当て逃げ」を主張するかとの確認を求められましたが・・

 

既にその時点で、相手の女性は、自分が100%悪いので、今回は、自分の保険で全て直すと明確に言っておられたので、「当て逃げ」の主張は取り下げることに。

 

警察官の立会いのもと、事故受付され、お互いに住所と名前を交換。

 

その日の晩には、相手の方が付保している保険会社から連絡。

 

全部、こちらの負担で修理する。

修理期間中は、同等クラスの代車を準備すると。

 

その後、保険会社から連絡が入ったのか、ディラーの担当からも連絡。

 

ここまで、あっという間に進みました。

 

現場検証の最後に、警察として相手の方に言うべきことがあるので、あなた方(私と家内)は、もう行かれていいですよと。

 

おそらく、我々が帰った後に、警察官が、相手の女性に、厳しく指導したのではないかと。

 

当て逃げ罪とは?

 

 

なぜなら・・

あて逃げは、立派な犯罪です。

 

物損事故を起こした加害者が現場から逃走する事、またその罪があて逃げですが、なぜか、結構、軽く考えている方が多いです。

 

軽い接触程度、擦った程度であれば、大した問題にはならないと。

 

勝手に自分に都合がいいように思い込んでいます。

 

ここで当て逃げした場合のリスクをまとめます。

◾免停

当て逃げは、警察の行政処分も通常より厳しくなり、以下のような加算がなされます。

基礎点数:安全運転義務違反 2点
付加点数:当て逃げによる付加点数(危険防止措置義務違反) 5点

合計7点で、一発免停です。

◾刑事罰ち罰金

当て逃げは、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金が課されます。

一般的には罰金になるケースが多いようですが。

 

しかし・・つい魔が差して当て逃げをしてしまった場合ですが。

 

すぐに冷静になって警察へ連絡しましょう。

 

当て逃げしてから出来る限り早い方が良いです。

 

免許証の点数の減点や罰金は、運転手の反省の度合いも考慮されますし、被害者の心証にもよりますので、素早い対応がいいです。

 

車をぶつけたら、絶対に逃げたりせず、誠意をもって相手方に謝罪し、解決を図ることが最も重要です。もちろん、警察にも通報しましょう。

 




Share